老後資金が心配ですか?
心配だけど、何から始めたらいいかわからない..
そんな人は、まずは資産の確認から始めてみては?
自分の資産がどれくらいあるかわからないと、対策のしようもないというもの。
そこでこの記事では、資産の確認方法についてお伝えしていきます。
ザックリ現在の資産を見える化することで、次のことがわかるようになります。
- 老後資金はいくら必要か
- 何才まで働けばいいのか
一度確認することで、そこから先は定期的に確認できるようになります。
定期的に自分の資産額と向き合うことで、問題が鮮明になったり、老後資金作りに意識的に取り組めるようになるはず。
楽しい未来にしていきましょう!
はじめに
こちらの記事でも資産の確認方法についてお伝えしています
この記事では、もう少し詳しく見ていきます
預金・貯金・有価証券ぜんぶ把握してる?
夫婦で資産額を共有していますか?
妻が管理していてワカラナイ…
老後も一緒に過ごす相手なら、お互いの資産額を共有しておくのがオススメ。
共有することで、相手が貯めているはず!という一方的な幻想もなくなります。
現金資産の確認方法
夫・妻・子ども名義の預金通帳や証書など、すべてかき集めるところからスタート。
具体的な作業は下記の4つ
- 普通預金は記帳する
- 定期預金も満期が過ぎていれば記帳
- ネット銀行の残高も確認
- 株などの有価証券は確認した日の価格で計算
上記をすべて合計すれば、現在の資産額が把握できます。
簡単です
普通預金の中には、一部生活費も含まれているとは思います。
ただ、とにかくザックリとでも資産額を確認したいだけ。
今は、細かなところまで考えなくてもよしとしておきましょう。
【50代お金の不安】完璧は目指さない!お金対策は70点でよしとする
預金と貯金と保護制度について
預金の種類や保護制度について、簡単に確認しておきます
預金とは
銀行・信用組合・信用金庫などの金融機関に預けているお金のこと。
貯金とは
ゆうちょ銀行・農協に預けているお金のこと。
ゆうちょ銀行の預入限度額は2,600万円です。
- 通常貯金1,300万円
- 定期性貯金1,300万円
ペイオフとは
銀行が破綻したら預金はどうなるの?
ペイオフという制度があります
ペイオフとは、預金保険制度のこと。
預金保険制度は、金融機関が破綻した場合に預金者を保護する制度のことです。
保護の範囲は、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息。
ただし、決済用預金(当座預金・利息のつかない普通預金など)は全額保護されます。
保護の対象とならないものもあるので、注意が必要です。
- 金融機関の海外支店の預金
- 外国銀行の日本支店の預金
- 外貨預金など
1つの金融機関に1,000万円以上預金せず、分散しましょう
有価証券と保護制度について
有価証券の種類と保護制度は次のとおり
株・債券・投資信託
証券口座で資産運用しているお金のこと。
証券口座の保護制度
証券会社は、顧客の資産と証券会社の資産とは分けて管理する分別管理義務があります。
そのため、証券会社が破綻しても顧客の資産を返してもらうことができます。
投資は自己責任なので、運用はリスク許容度の範囲内で!
【50代お金の不安】2022年2月から始めたつみたてNISA〜2023年5月の残高報告
これからは何にでも手数料がかかってくる
以前は利ざやが収益の柱だった銀行も、今後は手数料中心になっていくようです
※利ざやとは→預入金利と貸付金利の差
銀行預金の未利用口座手数料
先日、息子宛にもみじ銀行からハガキが届いてました
下記の要件に該当するため、手数料を引き落としますよーという内容。
- 2年以上利用していない普通預金口座
- 残高10,000円未満
- 年間手数料1,320円(税込み)
銀行預金の紙通帳利用手数料
三菱UFJ銀行は2022年4月以降、新規に普通預金口座開設し紙通帳を利用する場合、年間550円の手数料がかかります。
18才未満・70才以上を除く。
もう銀行の窓口には来ないでねーネットでやってねーっていう銀行からのメッセージなのかも?
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行ではたびたびニュースにもなっていますが、長期間(20年2ヶ月)利用がないと貯金が引き出せなくなる可能性も。
実家の両親に確認してみてね
使っていない口座は解約する
もう使っていない預金口座はありませんか?
きちんと整理しておかなければ、手数料などでどんどんお金が消えていくかもしれません。
子ども用にと作った口座も、自立した子どもにはもう必要なし。
公共料金やクレジットカード、サブスクなどの引き落とし口座がバラバラなら思いきって1〜2つの口座にまとめては?
めんどくさいですよねー…気持ちはよくわかります。
でも先延ばしすると、もっとめんどくさくなりますよー
ネット銀行も検討してみる
銀行の窓口やATMにはどれくらいの頻度で行きますか?
もう銀行に行くのはやめましょう。
- 現金の引き出し
- 振込みや振替
- 定期預金の継続など
銀行やATMに行くのは時間もかかるし、お金が増えるわけでもありません。
買い物などの支払いはキャッシュレスかクレジットカードを使う。
振込みや振替もネット銀行なら、最低でも月5回は手数料無料です。
定期預金も自動継続にすればいいだけ。
ネット銀行は最初に少し手間がかかるだけで、それからはずーっと時間とお金が節約できます。
【50代お金の不安】ネット銀行なら住信SBIネット銀行!オススメする理由
現金はいくら?資産の確認①まとめ
老後資金の不安を減らしていくために、現金資産の確認をしてみましょう
- 家中の通帳や証書を集める
- 通帳は記帳する
- 有価証券は確認当日の価格を参考にする
- すべてを合計する
資産はしっかり守りましょう
銀行にはペイオフという制度があります。
金融機関が破綻しても、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます
口座の分散や資産運用も考えてみてください
証券口座には、分別管理義務があります。
証券会社が破綻しても、顧客の資産を返してもらうことができます
今後銀行口座には様々な手数料がかかってきます。
- 銀行預金の未利用口座手数料
- 銀行預金の紙通帳利用手数料など
使っていない預金口座は解約しておきましょう
振込み手数料も値上がりしています。
手数料無料のネット銀行の活用も検討してみる
これらのことを、なんとなく頭に入れておいて
自分のお金をいちばん大事に思っているのは、自分だけです。
整理して、守って、増やしていきましょう。
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