楽しく生きるコツは、楽しく生きると決めること。
そして、楽しい時間が増えるように行動を積み重ねていくだけです。

わかってるんだけど、なかなか行動できない…
そんな声が聞こえてきそうです。
では、なぜ行動できないのでしょうか?

面倒だから?

何から始めていいかわからない?
理由のひとつに、無意識に何かしらの不安を抱えているということはありませんか?
気がかりなことがぼんやり頭の中にあって、いつもなんとなく不安…
じつは一つ一つ不安のようなものを言語化していくことで、対策や解決方法が見えてくることがあります。
あなたの”なんとなく不安”の正体は、何でしょうか?
3つの幸福で幸せを実感できる


なんとなく不安の正体は、きっと一つではありません
頭の中だけで考えていると、それらが複雑に絡み合ってしまいます。
少しづつ絡み合ったものをほどきながら、一つずつ言語化していく作業が必要です。
樺沢紫苑著「3つの幸福」を読むと、ひとが幸せを感じるための条件は3つ。
1.人的資本→健康・生きがい
2.社会資本→人とのつながり
3.金融資本→お金
この3つが概ね満たされていると、幸せを実感できるそう。

絡み合った思考をほどくヒントになりそうですね
人的資本とは心とからだの健康

人的資本とは→心とからだの健康=セロトニン的幸福

人的資本は幸せの土台です
体力、気力がない状態では、元気に行動できるはずもありません。
まずは睡眠・運動・食事など、からだの健康についてチェックしていきましょう。
①睡眠時間を確保する
個人差はありますが、睡眠時間は7〜8時間は確保したいところ。
長すぎても、短すぎても良くないようです。
休日も含めて、起床時間と就寝時間を一定にすることで自律神経も整うと言われています。

まずはここから心がけて
毎日どのくらいちゃんと眠れているのかな?と気になる人は、スマートウオッチを活用してみるのもオススメ!
睡眠モニタリングで浅い眠り、深い眠り、覚醒時間が詳細に把握できます。
データで自分の睡眠が見える化されると、現状維持や改善に俄然やる気がでてきますよね!


②定期的な運動習慣
運動習慣は、時間がないことを理由になかなか定着しにくいもの。
だからといって、無理にジムなどでお金を遣う必要はなし。

とにかく動きましょう!

- エレベーターは使わず階段で
- お昼休みに散歩する
- テレビを見ながら、スクワット
手軽に始められることから、とりあえずやってみることが大事。

継続は力なり!
スマートウォッチで目標の歩数を設定すると、やる気がでます。

わたしは1日8000歩を目標に設定してます
目標を達成すると、スマートウォッチがお知らせ&お祝いしてくれますよー🎉
③バランスを考えた食事
バランスのとれた食事は、一週間単位で考えましょう。

バランスって具体的には?
基本は、炭水化物+タンパク質+野菜。
仕事や体調によって、毎回は無理でも大丈夫。
- 朝ごはんに、チーズやギリシャヨーグルトでタンパク質を摂取
- 食べ過ぎたら翌日は量を控える
- 肉類が続いたら、野菜や果物を意識してとる

あまり神経質になりすぎないように
レトルトや冷凍食品、話題の完全栄養食の食品も上手に利用してみて!

忙しい平日の夜でも、ちゃんと栄養をとっている安心感があります。

疲れ果てることがないように
【50代主婦のラク家事】大切なのは時間と余裕〜もうごはん作りで疲れない
④これからやりたいことを考える
人的資本には自己実現、生きがいなど心の健康も大切です。
自分が死ぬまでに本当にやりたいことはなんだろう?
もし明日死んでしまうとしたら後悔することは何?
日々考えることは、行動を変えるキッカケになります。
すぐには思いつかなくても、

これ楽しい!

もっとやりたい!
と思うことはありませんか?
子供の頃の夢もヒントになるかもしれません。

小さな芽を大切に育てて!
バケットリストを作るのもオススメ。
バケットリストとは、何才までに何をやりたいか明確にし見える化することです。


思いつくまま自由にノートやスマホのメモに書いてみて
わたしのバゲットリストのひとつは旅行です。
50代のうちに伊勢、金沢、軽井沢、箱根…他にも行きたいところはたくさん!
60代は飛鳥でのんびり船の旅がいいなーー

考えるのは自由♪
気持ちが変わればどんどん上書きもOK!
人生100年時代とはいえ、時間や体力は無限ではありません。
社会資本とは人とのつながり

社会資本とは→人とのつながり=オキシトシン的幸福
社会資本は、人的資本の次に幸せの土台となるもの。
悩み事の9割は、人間関係に関することとも言われます。
どうやっても、人はひとりでは生きて行くことはできません。

良好な人間関係は人生の質を高めます
50代になってこれからの人生を考えたときに、人間関係を見直すことが必要な場合もあります。

まずは自分の家族から
⑤夫婦、子供、親、兄弟関係の確認

コミニュケーションはとれていますか?
いつもコミニュケーションがとれ、楽しい時間が過ごせる関係なら問題ありません。
きっとこれからもお互いを思いやって、楽しく生きていけるはず。

遠く離れている場合は電話やLINEで
様々な事情で疎遠になってしまった場合、今後はどうしたいかをもう一度考える機会かも?
10年先、20年先を想像して、後悔のない選択ができるように。
ただ自分の感情にふたをして、無理して付き合う必要はありません。

自分自身の幸せが最優先です
⑥これからも付き合いたい友人、同僚は誰か

友人や、同僚との関係も一緒に考えましょう

これから定年や退職などで、人間関係は大きく変わる局面です。

定年後に引っ越しする場合はなおさら
会社を離れれば肩書は無くなり、一個人として生きて行きます。
今まで気を遣ってしんどい思いをしていた相手なら、もうサヨナラしては?
これからはお互いを思いやれる、心理的安全性が確保された人たちとだけの交流で十分です。

もう友だちを100人作る必要はありません
【50代からの人間関係】シンプルに考える〜楽しいを選んで前に進め
金融資本とはお金のこと

金融資本とは→お金=ドーパミン的幸福
老後2000万円問題により、将来お金が足りなくなるんじゃないかとなんとなく不安に感じている人が増えているように感じます。
なんとなく不安を解消するには、現状把握が必至。

まずは、現在の資産を確認するところから
⑦現在の資産を確認する

現在の資産額を把握していますか?
現在の資産合計を知ることで定年までの目標金額が明確になり、何才まで働くか考えることができます。
負債がある場合は、何才で返済終了か退職金なども考慮しながら考えましょう。
- 銀行預金残高(+)
- 株など有価証券(投資信託含む)残高(+)
- 個人年金(公的年金以外)や生命保険の受取額(+)
- 退職金の受取予定額(+)
- 持ち家の場合→土地・建物の評価額(+)
- 自家用車の評価額(+)
- 住宅ローンやカーローンなどの借入残額(−)

資産確認の方法はこちら
①各銀行の普通預金、定期預金等の残高をすべて確認し合計する。
→しばらく記帳してないときは、記帳してから合計するようにしてください。
②各証券会社にある有価証券の残高をすべて確認し合計する。
→株価は日々動いていますが、とりあえず確認した日の価格を合計してみてください。
③個人年金や生命保険の受取額をすべて確認し合計する。
→少なくても年一回は残高の通知がきているはずです。最新の通知書の金額を合計してください。通知書が見当たらない場合は保険会社等に連絡して確認しましょう。
④退職金の受取予定額を確認する。
→就業規則に記載してある退職金の計算方法から自分で計算してみるか、総務課の担当者に確認してみましょう。
⑤持ち家の場合は土地・建物の査定を依頼する。
→ネットで査定依頼してみましょう。
⑥自家用車の査定を依頼する。
→こちらもネットで査定依頼してみましょう。
⑦住宅ローンなどの借入残を確認する。
→ローン残額があるものはすべて合計してください。住宅ローンの残額がある場合は金利が低くならないか検討するのもオススメです。

以下の項目に当てはまるものがある場合は検討の価値アリ
- 現在金利が0.8%以上
- ローン残債が1000万円以上
- 5〜10年以前に住宅ローンを借りた

モゲチェックで今すぐ確認してみよう

お疲れさまでした!これで資産額が計算できます
①+②+③+④+⑤+⑥−⑦=現在の資産額

ザックリでもいいので一度確認してみよう
⑧年金定期便で受給額を確認する
毎年誕生月に送られてくる年金定期便で受給額の確認もお忘れなく。
受給時期を繰り上げるか、繰り下げるかで受給額は大きく変わります。
- 1年遅らせて受給開始→8.4%増
- 5年遅らせて受給開始→42%増
- 10年遅らせて受給開始→84%増

公的年金制度についてマンガで読めます↓↓
ネットで年金の受給額を確認したい方は、日本年金機構のねんきんネットから確認することができます。
初めて利用される方は、マイナンバーカードがあると便利。
⑨定年までに準備する目標金額を決める
すべての人が老後2000万円必要なわけではありません。
年を追うごとに生活費も少なくなる傾向があります。

ただ、お金があることで自由な時間は増えます
定年までに準備する目標金額の考え方のひとつとして、
①現在の1ヶ月分の生活費ー1ヶ月の年金受給額=1ヶ月の不足額
②1ヶ月の不足額×12ヶ月×30年=老後必要になる金額
③老後必要になる金額ー現在の資産額=定年までに準備する目標額

一例として数字を入れてみるとこんな感じ
①20万円(生活費)ー17万円(年金額)=3万円(不足額)
②3万円(不足額)×12ヶ月×30年=1,080万円(老後の必要額)
③1,080万円(必要額)ー500万円(資産額)=580万円(準備する目標額)

あくまで一例です
定年前後に車の買い替えや、家のリフォームを考えている人も多いかもしれません。
大きな出費の予定は、目標金額も大きく変わってくるので注意が必要です。

自分自身の目標金額を明確にしよう!
日々の節約や、資産を作ったり、守ったりする詳しい方法は下記も参考になります。

ぜひ参考にしてみてください
⑩何才まで働くか決める
定年までに準備する目標金額か決まれば、何才まで働けばいいか考えることができます。
目標金額はあくまでも目標なので、自分の気持ちを置いていかないようにしたいもの。
たくさん準備したい気持ちはもちろんわかりますが、

時間は有限です
人生に悔いが残らないように、やりたいことをやっていきましょう!
【50代の生き方】希望退職で会社員終了!定年のない仕事を模索中
じつは、やりたいことがあるんだけど、という人は始め方を参考に。
まだ、やりたいことはないけど、探してみたいという人は見つけ方を参考にしてみてください。
チェックリストまとめ
これから楽しく生きていくために、チェックしてほしいことは全部で10こ。
①睡眠時間は確保できていますか
②運動習慣はありますか
③バランスを考えた食事をとれていますか
④これからやりたいことは何ですか
⑤夫婦、子供、親、兄弟関係は良好ですか
⑥これからも付き合いたい友人、同僚は誰ですか
⑦現在の資産を確認しましたか
⑧年金定期便で受給額を確認しましたか
⑨定年までに準備する目標金額は決まりましたか
⑩何才まで働きますか
健康、生きがい、つながり、時間、お金…

どれも大切なものばかり
お金がない、時間がない、生きがいがない…
”なんとなく不安”の正体が、少し見えてきたのではないでしょうか。
考えると余計不安になりそうですか?

でも、それが現実です
できるところから少しずつでも、行動していきましょう。
見ないふりをしていても、現実が変わることはありません。
これから、どんな風に生きていくかを決めるのは自分。

私はこれから楽しく生きていくと決めました
このチェックリストが、これからを考えるきっかけになりますように。
そして、楽しい時間がふえますように。

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