60才になったとき、どうして50代のうちにもっと考えて行動しなかったんだろう…
と後悔したくありません。
新しいことを始めてみたいと思っていても、最初の一歩には勇気が必要です。
”別にやってみたいことなんてないし”
”どうせ自分なんかにできるわけない”
”失敗したらどうしよう”
やらない理由はすぐにでてきます。
それでも50代のうちに、何か新しいことを始めてほしいと思います。
なぜなら、気づいて行動すれば、何才からでも確実に毎日は楽しくなるからです。

50代を後悔しないように生きよう
何才まで働きますか

何才まで働くか、働けるか、働きたいか考えたことがありますか?
最近は定年延長になっている企業も多くなりました。
何才まで働くか、働かなければならないか、はその人によって異なります。
”楠木新著「定年後」50歳からの生き方、終わり方”を読みました。
それによると、企業で働く社員が50代になると、定年後に向けてライフプラン研修やセミナーなどが社内で開催されることがあるそうです。
どちらも内容は概ね次の4点になります。
1.年金受給額を計算して老後の資産管理をする
2.一緒に暮らす配偶者や家族と良好な関係を築く
3.老年期に入る自分の健康に留意する
4.退職後の自由時間のための趣味を持つ
【50代生き方ブログ】楽しく生きるためにチェックしてほしい10のこと
あらためて、50代の生き方がこの先50年の行方を左右する年代なんだと実感します。

50代は大事な時間
このブログは、50代のうちに何かやりたいことを見つけて、始めてほしいと思い作ったものです。
”退職後の自由時間のための趣味を持つ”
とは、ニュアンスが少し違うかも。
やりたいことを始めるのに、定年を待つ必要はありません。

今すぐ始めてほしいんです
たとえば、楽しい趣味があるならもう一歩先に進めるチャンスあり。
自分にしかできない、小さな仕事で収入を得ることも選択肢のひとつです。
”働く”ということは、会社に属して時間を切り売りすることだけではありません。

働くカタチはひとつじゃない
誰かの役に立つこと、家族の役に立つこと、そして自分が楽しいこと。
そういう意味では”定年”は、あってないようなものかもしれません。
【50代の生き方】希望退職で会社員終了!定年のない仕事を模索中
やりたいことを始めるには時間が必要

一日は24時間です。
自分が毎日何をして、どんな風に過ごしているか自覚していますか?
働いて、家事をして、ご飯を食べて、寝て…
一日が、あっという間に過ぎていくように感じるかもしれません。
何か新しいことを始めるには、時間が必要です。
一日をよーく振り返ってみると、目的もなくテレビやスマホを見ている時間が案外多いことに気づきませんか?

もちろん休息は必要です
でも、やりたいことを始めるには、まとまった時間が必要なんです。
時間がある=余裕があるということです。
”「後回し」にしない技術”(イ・ミンギュ著)にも、こんなふうに書かれています。
関係のないことにエネルギーを浪費してないか

時間は有限で、とても貴重です。
もう一度、自分の一日を振り返ってみてください。
試しに、昨日の行動をノートに書いてみて。
案外、思い出せない空白の時間があちこちに出てくるかも?

本当にやりたいことに時間を使おう
やらないことを決める

自分の時間を増やすために、テレビやスマホ以外にもやらないことを決めるという作業が必要です。
時間とおなじように大切なのが、”体力”です。
50代になると、体力が急に落ちたように感じますよね。
歩くのが遅くなったり。
階段の上り下りがしんどくなったり。
掃除のあとグッタリしたり…

すぐ疲れます…
睡眠が短くなるのも、体力の衰えかもしれません。
今まで当たり前と思って体力を使っていたことも、じつはやらなくてもいいことがあります。
・洗濯物は干さない→乾燥機付き洗濯機に買い替える
・買い物には行かない→ネットスーパーを活用する
・毎日のご飯作りを簡単に→自動調理鍋に任せる
”全て私がやらなければ”という思い込みを無くせば、時間は作ることができます。
疲れる家事を減らすことができれば、体力も長持ちします。

お金は少しかかるけど
必要経費と割り切って、積極的に活用するべし!
【50代主婦のラク家事】大切なのは時間と余裕〜もうごはん作りで疲れない
やりたいことを言語化する

時間と体力は確保できました。
では50代の今、やりたいことは何ですか?
どんなに小さなことでも、逆に大きなことでもかまいません。
思いつくまま、ノートやスマホにメモしていきます。
誰も見ていませんから、書きたい放題、遠慮なく!
旅行に行きたい
家をリフォームしたい
メルカリで家の不用品を売りたい
趣味のハンドメイドのネットショップを開きたい
ブログをやってみたい
自宅で小さなカフェをやりたい
まずは言語化していくことが、最初の始め方です。

頭の中を整理しよう
やりたいことが決まっているなら、具体的な方法を調べることから始めます。
旅行に行きたいなら
①行きたい旅行先までの旅費を確認
②泊まりたいホテルを探して、宿泊料金を確認
③家族や友人と予算や日時の相談
旅費の確認も、ホテルを探すのも全てネットでできます。
詳しいホテルの情報は、インスタやYou Tubeも参考に。

最新の情報が無料で見れるよ
メルカリで家の不用品を片付けたいなら
①メルカリアプリをインストール
②売りたい商品をメルカリ内で検索して価格を確認
③写真を撮影して出品
【50代からメルカリ】不要品を販売するという経験〜やればできるが自信になる
趣味のハンドメイド商品の販売も、ネットで可能。
ブログも、パソコンがあれば開設できます。
やらないことを決めたら、時間はたくさんあります。
工程はいたってシンプル。
1.やりたいことを言語化する
2.やり方を調べる
3.始める、行動する

やるか、やらないか
少しずつでも、行動すれば大丈夫です。
それが最初の一歩になります。
目標はできるだけ低く設定する

時間も体力も、やってみたいこともある、でも…
結局いつも、最初の一歩が踏み出せない…と、落ち込んでいませんか?
そういう人に言いたいことは、目標は低くしてくださいということです。
せめて目標くらい高く掲げたい、という気持ちはわかります。
でも本当に達成したいのなら、目標は低く設定したほうがいいんです。
目標を低く設定するということは、目標までのプロセスを分解して小さくするということです。
大きな目標にゴールするまでの工程を、10個でも20個でもいいので、細かく分解していくだけです。

できるだけ細かくしよう
その10〜20個に分解された工程の一つ一つを「小さな目標」として考えます。
それが目標を低くするということです。
一つ一つは小さくて低い目標でも、それらを確実にこなしていくことでゴールに近づいていくというイメージ。
プロセスを考えずにいきなり大きな目標をみてしまうと、そのあまりの遠さにやる気がなくなってしまうのは、みんな同じです。

少しずつ一歩ずつ
プロセスを分解して見える化していく

プロセスを分解する作業は、スマホでもノートでも手帳でも自分の使いやすいものでOK。
私はいつも1年ものの手帳を活用して、それらの作業をしています。
手帳はカレンダーを利用することで、1年、1ヶ月、1週間と計画しやすくて便利。
書くことで頭の中も整理されます。
プロセスを分解するときに大切なことは、とにかく具体的に。

細かく具体的に書いていこう
例えば、私の2021年の目標のひとつは自宅マンションの「水回りのリフォーム」でした。
トイレは5年前にリフォーム済なので、今回はキッチン、洗面、浴室のリフォームです。
コロナが落ち着くタイミングを見計らいながら、次のように計画しました。
- リフォームの参考になる本を購入
- 理想のリフォームイメージと予算の計画
- 現物確認と価格調査のためショールームweb予約
- ショールーム見学と見積もり作成
- 工務店2社に見積もり依頼
以上の工程で約3ヶ月。
その後、2社の見積もりを比較して工務店を決定。
ショールームで最終的なキッチン等の仕様確認。
工務店と工程を詰めて、やっとリフォームです。
工事期間は、約1ヶ月。
それまでは、

お金かかるしな〜

工務店はどこにしたら?コロナは大丈夫なの?
考えてばかりでなかなか重い腰が上がりません。
それでも、とりあえず本でも買ってみよっか!と小さく行動。
そこから、次第に自分の気持ちが高まっていき、遠かった道のりもひとつずつ前に進んでいくことができました。
最初の何気ない小さな行動が、すべての始まりです。
【水回りのマンションリフォーム】タカラスタンダード洗面化粧台編〜決め手はサイドオープン収納と小物入れ
目標を達成すると楽しくなる

やりたいことを書き出して、計画する作業はとても楽しいものです。
ただ、それを行動に移すとなると…
疲れてるからまた明日
今日はなんだか気分が乗らない
と、いつまでたっても言い訳ばかり。
そんな日だってあることは、わかっています。
でも言い訳ばかりで先送りしていると、1年なんてあっという間ですよ。

ほんの少しでいいからやってみて
本を読んでみよう
ネットで調べてみよう
誰かに聞いてみよう
ちょっとやるだけで、不思議とやる気が出てきます。
そして少しずつ行動すれば、あんなに遠いと思っていた目標がだんだん近くに見えてきます。
だんだん目標が近づいてくる毎日は、ワクワクするし、何より楽しい!
行動することは、楽しいことです。

さあ行動していこう!


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