定期的に保険の見直しはしていますか?
![](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2023/04/nurse3_1_question.png)
特にしてないけど?
我が家では、2021年夏の生命保険更新時に保険内容の見直しをしました。
見直したのは、夫が亡くなった場合に受け取る死亡保障。
考えてみると子どもたちが自立したら、夫が死亡時にもらう数千万というお金はもう必要ありませんでした。
その結果、給料からの天引きされていた保険料が毎月約8000円も少なくなりました。
この記事では、50代で生命保険を見直すタイミングやポイントについてお伝えしていきます。
「生命保険に入るのは当たり前」「入ってないと不安」という思い込みは捨ててください。
大事なお金をムダに減らさず、定年後に向け必要なことにお金を使いましょう。
必要な保険は3つだけ
![](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2023/06/gabrielle-henderson-HJckKnwCXxQ-unsplash-1024x683.jpg)
そもそも保険の役割とは、確率は低いけれど損失が大きいものに備え加入するものです。
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
そう考えると、次の3つが必要な保険です
- 火災保険
- 自動車用対人対物無制限の損害保険
- 子供が小さい場合は掛け捨ての生命保険
出典:書籍”お金の大学”より
必要な保険①火災保険
![](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2023/06/breno-assis-r3WAWU5Fi5Q-unsplash-1024x683.jpg)
住宅物件の火災保険は主に2種類です↓
- 住宅火災保険
- 住宅総合保険
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
2つの違いはこちら↓
損害 | 住宅火災保険 | 住宅総合保険 |
---|---|---|
火災・落雷・爆発・破裂 風災・ひょう災・雪災 | ○ | ○ |
水害(水災) | ✕ | ○ |
給排水設備事故による 水漏れ | ✕ | ○ |
盗難 | ✕ | ○ |
外部からの落下・飛来 衝突 | ✕ | ○ |
持出家財の損害 | ✕ | ○ |
地震・噴火・津波 | ✕ | ✕ |
失火責任法では、軽過失によって起こした火災で隣家に損害を与えたとしても、隣家に対して賠償責任を負わなくてよいとなっています。
つまり自宅が隣家からもらい火をした場合でも、自身の保険で賄うということ。
ただし賃貸の場合、家主に対しては損害賠償責任を負います。
出典:FPの教科書3級
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必要な保険②損害保険(自動車保険)
![](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2024/06/oli-woodman-fwYZ3B_QQco-unsplash.jpg)
自動車保険は2種類↓
- 強制加入の自動車保険(自動車損害賠償責任保険)
- 任意加入の自動車保険(民間の保険)
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
強制加入の自賠責保険とは?
補償対象→対人賠償事故のみ
保険金の限度額(死傷者1人あたり)
- 死亡事故→最高3,000万円
- 傷害事故→最高120万円
- 後遺障害→75万〜4,000万円(障害の程度による)
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
民間の保険には次のようなものがあります
- 対人賠償保険
- 対物賠償保険
- 搭乗者傷害保険
- 自損事故保険
- 無保険車傷害保険
- 車両保険
- 人身傷害補償保険
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
対人・対物の無制限賠償保険は必須です!
出典:FPの教科書3級
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必要な保険③生命保険
未成年の子供がいる場合は生命保険が必要です。
社会保険から支払われる遺族年金で足りない分の保障を付けます。
基本的な生命保険のタイプは3種類↓
- 定期保険
- 終身保険
- 養老保険
- 保障は一定期間
- 保険料は掛け捨て
- 満期保険金はない
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定期保険は保険料安め
- 保障が一生涯続く
- 満期保険金はない
- 解約返戻金が多い
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一時払い終身保険の場合、早期解約で解約返戻金が払込保険料を下回るので要注意
- 保障は一定期間
- 満期保険金(死亡保険金と同額)が受け取れる
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保険料は高めの傾向
出典:FPの教科書3級
高額療養費制度知ってる?
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日本は国民皆保険です
医療費にかかる自己負担は原則3割。
そして、自己負担には上限があります。
月間の医療費の自己負担額が一定を超えた場合、その超過額について請求をすればあとで払い戻される制度のこと
70才未満の自己負担限度額の計算は次のとおり。
自己負担限度額所得区分 | 自己負担限度額 | |
---|---|---|
ア | 標準報酬月額83万円以上 (報酬月額810,000円以上) | 252,600円+(総医療費−842,000円)✕1% |
イ | 標準報酬月額53万円〜79万円 (報酬月額515,000円以上810,000円未満) | 167,400円+(総医療費−558,000円)✕1% |
ゥ | 標準報酬月額28万円〜50万円 (報酬月額270,000円以上515,000円未満) | 80,100円+(総医療費−267,000円)✕1% |
エ | 標準報酬月額26万円以下 (報酬月額270,000円未満) | 57,600 |
オ | 住民税非課税世帯(低所得者) | 35,400 |
一例を挙げると次のようになります↓
- 40歳(所得区分は上記ウ)
- 医療費が150万円かかった
- 病院に支払い→150万円✕3割=45万円
- 自己負担限度額(ウ)→80,100円+(1,500,000円−267,000円)✕1%=92,430円
- 返金金額→1−2=357,570円
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高額療養費制度のおかげで、医療費が150万円かかっても支払ったのは92430円ということになります
出典:FPの教科書3級
保険の見直し3ステップ
![](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2023/05/debby-hudson-IjQdCrknYXI-unsplash-1024x640.jpg)
①火災、自動車、生命保険の保障内容はここを確認
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まず現在の保障内容を確認してみてください
- 住宅火災保険か
- 住宅総合保険か
- 地震保険は不要
- 対人、対物無制限になっているか
- 車両保険は不要
- その他の保険は
- 保障期間は一定期間か一生涯か
- 死亡保険金額はいくらか
- 医療保障の内容確認
- 先進医療などの特約確認
自動車保険か生命保険どちらかで、個人賠償責任保険にも加入しているか確認してみてください。
自転車に乗る機会がある人(同居家族も含む)は、個人賠償責任保険が必要です。
②家族構成の変化に合わせる
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保険契約時と現在の家族構成は変わっていませんか?
我が家の場合はこうでした↓
- 契約時→夫・わたし・娘・息子
- 現在→夫・わたし
③現金資産を確認する
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現金資産の確認はできましたか?
生命保険の加入は、ある程度の資産があれば不要です。
もし入院するようなことがあっても、高額療養費制度があるので支払う金額には上限があります。
資産の確認方法はこちら↓↓
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まだの人は、ぜひやってみてくださいね!
我が家の保険を見直しした結果
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我が家で見直したのはこのとおり↓
- ネット保険に変えた(おとなの自動車保険)
- 車両保険はやめた
- 運転者はわたしと夫のみに(子どもは入れない)
車両保険は、修理代の前払いという考え方を知ってやめることに。
子どもを保障から外したのは、子ども自身で自動車保険に加入したから。
死亡保険金の受取りをやめた
子どもたちが自立したので、夫が死亡時にもらう死亡保険金はもう必要なくなりました。
保険見直しのポイント
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そういえば、ずっと見直ししてなかった!
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気付いたら、ぜひこの機会に見直してみてください
保険を見直すポイントは家庭によりますが、おおよそこのような内容です↓
- 家族構成
- 子どもの自立
- 持ち家か賃貸か
- 車を運転するのは誰か
- 現金はいくらあるか
- 老後資金はどうするか
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
悩むポイントがいくつもありますね
こちらの本も参考になります↓
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えー自分だけで決められないし、よくわからない…
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それなら、保険の相談をしてみては?
相談する時に注意すしてほしいことは次の2つ↓
- 保障内容が今より手薄にならないこと
- 保険料が今より安くなること
無料相談はこちらから↓
何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3TEV8Z+4D6GHE+3T9Y+66H9E)
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保険の見直しをしてみよう!まとめ
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50代で保険の見直しをまだやってない人は、この機会に見直しましょう!
そもそも保険の役割とは、確率は低いけれど損失が大きいものに備え加入するものです。
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
必要な保険はこの3つだけ
- 火災保険
- 自動車用対人対物無制限の損害保険
- 子供が小さい場合は掛け捨ての生命保険
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
日本は国民皆保険です
医療費にかかる自己負担は原則3割、しかも自己負担には上限がある
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高額療養費制度があります
月間の医療費の自己負担額が一定を超えた場合、その超過額について請求をすればあとで払い戻される制度のこと
たとえば、報酬月額27万以上51万5千円未満の40歳の人で、医療費が150万円かかった場合。
- 病院に支払うのは45万円だけど
- 自己負担限度額は92,430円なので
- 後日357,570円返金される
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現在の保障内容を確認して見直してみましょう!
- 住宅火災保険ですか
- 住宅総合保険ですか
- 地震保険は必要ですか
- 対人、対物無制限になっていますか
- 車両保険は必要ですか
- その他の保険には入っていますか
- 保障期間は一定期間ですか、一生涯ですか
- 死亡保険金額はいくらですか
- 医療保障の内容はどのようになっていますか
- 先進医療などの特約は必要ですか
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
見直しのポイントはこちら↓
- 契約時と家族構成は変わりませんか
- 子どもは自立しましたか
- 持ち家ですか、賃貸ですか
- 車を運転するのは誰ですか
- 現金はいくらあるか確認しましたか
- 老後資金はどうするか考えましたか
![ともふん](https://www.kinako-55.com/wp-content/uploads/2022/06/line_486188499219410-1.jpg)
どうにも自分で決められないときは、保険の窓口なども活用しては?安心ポイントは↓
- しっかり話を聞いてくれる
- 保障内容が今より手薄にならない
- 保険料が今より安くなる
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最終的な判断は自分で!
保険の見直しは面倒な作業かもしれません。
でも、ムダな保険料を知らずにずっと払ってた!なんて悲しすぎる…
ムダをなくして、不安のない未来にしていきましょう。
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