50代はこれからの働き方、過ごし方を考える年代です。
やり残したことが思い当たるなら、きっとやってみたいと思っているはず。
新しいことにチャレンジするとき応援したり、協力してくれる人が周りにいると、とても心強いですよね。
夫、子供、親、兄弟姉妹、友人、同僚…

応援してるよ、がんばって
そう言ってくれる人は何人いるでしょうか?

いい年してできるわけない!

もう50過ぎだし、やめた方がいいんじゃない?
こんな風に言われるとモヤッとして、なんだかやる気までどこかへいってしまいます…
ベストセラー”嫌われる勇気〜自己啓発の源流「アドラー」の教え”(岸見一郎・古賀史健著/ダイヤモンド社)の中では、こう書かれています。
全ての悩みの原因は対人関係である
モヤモヤした気持ちのままでは、やりたいことも自信を持って始められない…

でも、チャレンジしてほしい!
モヤモヤする人間関係は、一度見直してみる機会なのかもしれません。
こんな風にも書かれています。
人生とはシンプルなもの
人間関係に悩んでいる人、もう悩みたくない人にオススメの本です↓

この記事では人間関係の心地よい距離感と、楽しい時間を共有できる関わり方、考え方についてお伝えしていきます。
自分自身の在り方も考えながら、みていきましょう。
50代から友人は少なくてもいい理由

友人たちとご飯をたべながらおしゃべりする時間は、とても楽しいです。
友だちは多い方がいいからと、気を遣う相手でも無理して付き合っているということはありませんか?

無理をしている時間がもったいない
- なんだか元気になる
- やる気が出てくる
- 気持ちが落ち着く
これからはそう思える人たちとだけ過ごしていきたい!
そう考えるのは決してわがままなことでも、間違ったことでもありません。

自分自身も周りに元気を与えられる存在で在りたい
疲れる人と無理に付き合わなくてもいい

職場などで不機嫌オーラを出している人はいませんか?
いつも、というわけではなくても感情の起伏が激しい人は見ていてとても疲れます。
不機嫌にその人なりの理由はあるのかもしれませんが、まわりの人には関係ないこと。
自分の問題は、自分で解決できるのが大人です。

仕事上はいつも通り機嫌よく、テキパキと。
心だけそーっと離れていきましょう。

退職すればもう会うこともありません
そして本人は無意識かもしれませんが、笑顔で自慢話ばかりする人にもうんざりします。
いつもマウントをとってくる人、自分の話ばかりで他の人の話を聞かないという人もしんどい。
人間の本質として、自分の話を聞いてほしい欲求があるのはわかります。

でも会話はキャッチボールするもの
- いつも疲れる
- モヤモヤする
- 傷つく
そんな気持ちになるなら、もう会わなくてもいいのでは?
共感できない話に、長々と付き合う必要はありません。
今度誘われても、適当に理由をつけて断ればいいんです。
不機嫌を撒き散らす、人の話を聞かないなど周りが見えていない人は、心に余裕がない人です。
会いたい人にだけ会いに行く

気の合う仲間や、困ったときに助け合える友人関係は理想です。
ただ会ったあとにどっと疲れてしまうようなら、少し関係を見直すキッカケかもしれません。

50代になって環境が変わると、考え方にズレがでやすいもの
どちらが良い悪いということではなくて、仕方のないことです。
シンプルにそう考えればいいだけかもしれません。
自立した子供との程よい距離感の秘訣

子育ての目標は子供が自立することです
親元を離れ、ひとりでも生きて行けるようになること。
「そんなの寂しい」
「ずっと家にいてほしい亅
なんて思っていませんか?
もしそう思っているとしたら要注意。
なぜなら、その思いは子供の人生を考えない、自分本位な感情だからです。
子供が結婚するということ


娘は2020年3月に結婚しました
そして同じ年の10月に、夫君の転勤で広島から東京へお引っ越し。
コロナ禍もあり、結婚式を挙げることもないままあっさりと家を出て行きました。

うれしい反面、日常から急に娘が消えた感覚です
もちろん、娘の幸せが一番なので何も言うことはないんです。
ただ子供が結婚するということは、毎日「行ってきます」「ただいま」と交わしていた言葉も、2人でご飯を食べながら、その日のお互いの仕事の愚痴を言い合ったりすることももう無いんだな、とふと思うこと。
それまで何気なく過ごしていた日々が、急に懐かしく感じるような不思議な感覚です。
自分を納得させる寂しさとの向き合い方

日常に紛れながらも、ふと寂しさを感じるときがあります。
でもその寂しさというのは私自身の感情であり、自分自身で解決するべきもの。

私自身の寂しいという感情よりも、娘の幸せが優先です
ただ、”生きがい”を失い、空の巣症候群に陥ってしまう人もいるかもしれません。

そんなときは自分で自分を納得させてみて

昔のアルバムや結婚式の写真は気が済むまで何度でも見返して
子供の幸せを確認することができれば、次は自分自身の幸せを考える番です。
子供が自立したあとの親の生き方

子供が自立して目の前からいなくなっても、親の人生は続いていきます。
自立した子供たちが幸せに暮らしていく為には、親たちも幸せに暮らしていかないといけないということです。
幸せに暮らしていために必要なことは、
- 年齢なりにそこそこ健康である
- 暮らしていけるだけの収入がある
- 時間と気持ちの余裕をもつ
- これからやりたいことがある

子育てが終わった50代なら、まだまだ時間はたくさんあります!
今までは何かと忙しくて、やりたくてもできなかったことはありませんか?

これからが行動するチャンスです
>>これから楽しく生きて行ける?そう思った人はこちらをチェック!
50代理想の夫婦関係の条件

夫婦仲はいいですか?
結婚してから20年、30年経ってくると関係性も変化して当たり前というもの。
ただ、その変化はいい方向に向かっていますか?
それとも…?

我が家は夫婦仲はまぁまぁいい方です笑
理想の夫婦条件①価値観が合う

価値観が合うというのは、ズバリお金の使い方のこと。

お金との距離感が同じです
住宅資金、教育資金、老後資金について乗り越えられたのも価値観が同じだから。
お金の使い方でモメることがなければ、とりあえず家の中は平和です。
理想の夫婦条件②相手を信頼できる


相手を信頼していないと、自分の気持ちを素直に伝えることはできません
何度もケンカしながら信頼関係はできていくもの。
意見が食い違うことがあっても、あきらめず何度も話しているうちに解決策は見えてくるものです。
子供たちが自立した今は、お互いのひとり時間を大切にしたり、やりたいことを応援できる関係を心地よく感じます。

ひとり時間もふたり時間も大切に
理想の夫婦条件③感謝の気持ちをもつ

仕事、家事、子育て、実家との付き合いなど、どちらか一人だけがしんどい思いをしていませんか?

なんで自分ばっかり…
そんな風に感じていては、感謝の気持ちなんてもてるはずもありません。
- 仕事を頑張ってくれてありがとう
- ご飯を作ってくれてありがとう
- 子供の送り迎えありがとう
- 両親も一緒に旅行に連れて行ってくれてありがとう
自分で選んだ相手の、うれしい気持ちを想像してみてください。
お互いを思いやれるなら、感謝の気持ちももてるはずです。

そんな気持ちになれない
それならどうしたい?
これからどんな風に生きていくか決めるのは自分。

自分のことは自分で決めましょう
親孝行はできるうちに!きょうだい格差にこだわらない
”子どもがもう少し大きくなったら”
”子どもが自立して時間ができたら”
親孝行しようと思っていませんか?
50代を過ぎてから親孝行しようと思っていても、その時にもう親はいないかもしれません。
親との別れは突然やってくる

2017年の冬の夜に、父が倒れたと連絡がありました。
救急車で運ばれ、慌てて私も病院に駆けつけましたが既に亡くなったあとでした。
あまりにもあっけなく、まるでドラマのようなとても現実とは思えない最期。
81才で特に病気を抱えていたわけでもなく、亡くなる当日も元気に過ごしていたのに。

死因はヒートショックでした
親孝行できることをできるうちに

父が亡くなったあとに考え込んでしまいました。

親孝行はできてた?
きっと誰もがそう思うように、もっと何かできたんじゃないかと後悔しても後の祭りです。

もっと会って話すことができたはず
今から考えると、親孝行は時間を共有することなのだと感じます。
- 会って元気なことを確認する
- みんなで楽しい時間を過ごす
- 元気でよかったとその時間を思い返す
- 次はいつ会えるかなと楽しみに待つ
親孝行はそういうことの繰り返し。
あと何回会えるだろう、何回一緒に食事ができるだろうと考えると、残りは案外少ないかもしれません。
会えなくても電話やメール、手紙でも時間や思いは共有できます。
自分自身が親の立場になってみると、声を聞いたり、元気だよと知らせてくれるだけで安心できるというものだと気付きます。
子どもたちが元気で楽しい時間を過ごしていてくれれば、それが親孝行というものです。
>>親孝行になることをもっと詳しく知りたい人はこちらの記事も!
相続は家族みんなが幸せになるもの


父の急死から初めて相続も経験しました
相続人は母、姉、私の3人。
相続対象になったものは主に次の3つです。
1.実家の土地、建物
2.保険金、預貯金
3.株などの有価証券
実家は2世帯で、離婚した姉と同居しています。
3000万+相続人1人あたり600万までは相続税はかかりません(2017年現在)。
わたしの実家の場合、相続税がかからないのは4800万まで。
計算してみると実家の土地、建物を入れても相続税はかかりませんでした。
それでも葬儀、墓地、墓石、仏壇に約500万円。
父が寒い浴室で亡くなったため、この機会に実家をリフォームすることになり1000万円ほど費用がかかりました。
残りは母に預け、現金関係の相続は一段落。
そして実家の土地、建物は姉が相続。
相続する権利はわたしにもありましたが、必要ありません。
母と姉がこれから先も暮らしていく場所です。
私は実家から車で10分程の場所に、マンションを購入して暮らしています。
幸い、マンション購入時の住宅ローンは完済して子供たちも独立しました。

お金はいくらあっても困りませんが、権利を主張しても楽しくありません
相続は誰かが得をして、誰かが損するという考えではあまりにも寂し過ぎます。
お互い感謝の気持をもって、みんなが幸せになるためのもの。
これからも家族が仲良く暮らしていくことが大切です。

それがいちばんの親孝行です

50代から人間関係はシンプルに考える

- 会うと疲れる人には無理して会わなくていい
- 会うと心が穏やかになる人にだけ会うようにする
- 寂しいからと子どもの人生に割り込まない
- 寂しさは自分で克服する
- 子どもに親の楽しい生き方を見せていく
- お金の価値観が合うこと
- 何を言っても許される信頼関係を築くこと
- お互いの存在にいつも感謝すること
- 今すぐ会いに行く、電話する
- 親との時間を共有する
- 相続をあてにしない
楽しいか、楽しくないか。
元気がでるか、疲れるか。
好きか、嫌いか。

友だちでも家族でもシンプルに考えるとラクになります
誰かの期待に応えるために、自分の大切な時間を使うことはもうしなくてもいいんです。
人間関係の悩みに、自分の時間とエネルギーを奪われてはいけません。

そして会いたい人にはいつでも会いに行く
そうやって楽しい時間を過ごしていると、だんだん気持ちが穏やかになっていきます。
心の中も整うので、ますます人間関係も豊かになっていくでしょう。
>>わたしはこれからも楽しく生きていく!プロフィールはこちら
ココナラでお悩み相談・カウンセリングはこちらから




にほんブログ村
コメント