キッチンのリフォームを考えているときに、「カウンターの高さは◯◯cmが標準です」と言われることがあります。
でもちょっと待って。
その“標準”、本当にあなたやご家族の体に合っていますか?

わが家のマンションは築20年を超え、キッチンをタカラスタンダードのホーローキッチン「エーデル」にリフォームしました
私はキッチンの高さを決めるときに、自分だけでなくキッチンをよく使う家族の身長も考慮しました。
だって私だけが毎日料理をし、後片付けし、掃除するわけではないから。
リフォーム前のキッチンは、夫や息子にとっては低すぎました…
1日に何度も使う場所だからこそ、ほんの数センチの違いで疲れやすさや使い心地が大きく変わってきます。
この記事ではキッチンの使いやすさを左右する「高さ」と「奥行き」の決め方を、実体験をもとにご紹介します。
キッチンのリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
キッチンカウンターの「高さ」の決め方

キッチンカウンターの高さは、一般的に「身長÷2+5cm」が目安と言われています。
身長 | 適したカウンターの高さ |
---|---|
150cm | 約80cm |
160cm | 約85cm |
170cm | 約90cm |
私は身長159cmなので、理想のカウンター高さは「84〜85cm」。
一方、夫(176cm)と息子(182cm)は、「90cm前後」がちょうどよい高さです。
タカラスタンダードで選べるカウンターの高さは、
- 80cm※
- 82cm※
- 85cm
- 88cm※
- 90cm
※キッチンのシリーズによっては選択できない場合あり
リフォーム時には、タカラスタンダードのショールームで「85cm」や「90cm」の実物を見て、家族全員が実際に立って高さを体感してみました。
その結果、背の高い人に合わせて「90cm」を選択。
私自身は少し高く感じましたが、ヒール付きのスリッパを履くことで調整できると思い、この高さに決定しました😄
✅️ショールームではこんなところもチェック
- 洗い物をするとき、腰に負担がかかっていないか?
- 肩が不自然に上がっていないか?
どちらも日々の疲れやすさに大きく関わってくるので、立ち姿勢や動作をしっかり確認するのがオススメです。
キッチンカウンターの「奥行き」の決め方

一般的に、キッチンカウンターの奥行きは約65cmが標準とされています。
ただし、スペースに限りのあるマンションやコンパクトキッチンでは、スリムな60cmを選ぶケースも多いです。
実際、わが家のリフォーム前のキッチンも60cmでした。
タカラスタンダードでは、選べるカウンター奥行きのバリエーションは以下の通り↓
- 60cm
- 65cm
リフォームでは少しでも作業スペースを広げたいという目的で、65cmを選びました。
✅️他にもこんなところをチェック
- 奥まで手が届きにくくないか?
- 掃除がしづらくないか?
- 背面(冷蔵庫・収納など)との距離は確保できているか?
作業中の動きやすさや掃除のしやすさ、家族の通り道とのバランスなど「ちょっとしたストレス」を減らす工夫が大切です。
実体験がすべて!ショールームでのチェック方法

キッチンカウンターの高さや奥行きを決めるときは、実際にショールームで体験するのがいちばん確実です。
タカラスタンダードのショールームを見てみる
カタログの数値や標準寸法だけでは、自分に合うかどうかは分かりません。
たとえば、ショールームではこんな動作を試してみてください。
- 食器洗いや包丁の動作を再現してみる
- コンロでフライパンや鍋を使うイメージで立ってみる
- 普段履いているスリッパを着用して“実際の目線・高さ”を確認
「作業しにくくないか?」「肩や腰が疲れそうじゃないか?」など、普段の動きや負担を細かくチェックするのがポイント。
特にコンロまわりは重い鍋を持ち上げることも多いので、高さによる安全性・快適性の違いはよく確認しておきましょう。
まとめ|キッチンカウンターの高さと奥行きは「体と暮らし」に合わせて選ぼう

せっかくキッチンをリフォームするなら、これからの暮らしも見据えて「家族みんなの体と使い方に合ったキッチン」を選ぶことが大切です☝️
わが家のリフォームでは、以下のようにサイズを変更しました。
- カウンターの高さ:85cm→90cm
- カウンターの奥行き:60cm→65cm
これは家族みんなが少しでもラクに、ストレスなく作業できるキッチンを目指し、実際にショールームで体感して決めた結果です。
ショールームでは、特にこの3つを意識してチェックしてみてください。
- 肩や腰に負担がかからない高さか?
- 調理・片付けがしやすい奥行きか?
- 家族全員が使いやすい設計か?
この確認だけでも、自分たちに合った“理想のキッチン”にぐっと近づけるはずです。
キッチンのリフォームを検討中の方は、ぜひショールームに足を運んで、実物を見て・触れて・確かめてみてくださいね。



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