「水回りだけリフォームできればOK」と思っていませんか?
でも水回りのリフォームこそ「暮らし全体を見直すチャンス」なんです。
わが家では、築20年を超えるマンションの水回り(キッチン・浴室・洗面台)をまとめてリフォームしました。
工事中は職人さんが出入りし、養生や音の問題も発生します。
リフォームする機会などそうそうありませんから、気になる場所も一緒にリフォームした方が効率的でコスパも◎!

実は水回り以外にも、あちこち気になるところがありました…
この記事では、実際にわが家が「水回りリフォーム+α」で行ったプチリフォーム実例や、チェックポイント・費用感まで詳しくご紹介します。
水回りリフォームは“ついで工事”のベストタイミング

キッチンや浴室、洗面台などの水回りをリフォームする時は、家全体の見直しをするチャンスでもあります。
なぜなら、
- 工事中は養生・作業音・職人さんの出入りがある
- 工期中は自由に生活しにくい場面がある
- 工事業者とすでにやり取りしているので、追加依頼もしやすい
という理由から、小さなリフォームを一緒に行うメリットが大きいのです。
「水回りさえ新しくなればいい」と思っていたわが家も、結果的に他の場所も少し手を入れたことで家全体がぐんと快適になりました。
実はマンションリフォーム3回目
そんなわが家のリフォームは今回で3回目。
これまでも「まとめてリフォーム」を実施してきました。
1回目は2014年のマンション大規模修繕
新築から15年以上経過し、マンションの大規模修繕を実施する頃には、劣化が気になる部分も増えてきます。
そしてリフォームしたのは以下の5ヶ所↓
- ガス給湯器の交換
- コンロ、レンジフード交換
- 畳表替え
- 和室出入り口の襖張替え
- 北側洋室2部屋を2重窓に
2回目は2017年のリフォームキャンペーン
管理会社の「トイレリフォームキャンペーン」にあわせて、トイレ以外の気になる部分もリフォーム。
- トイレ交換
- キッチン水栓交換
- トイレ・洗面室の床と壁紙の張替え

どれも小規模なリフォームでした
わが家の“プチリフォーム”実例とかかった費用
水回りの工事と同時に、わが家が行ったリフォームは以下の通りです。
ウォークインクローゼットの改造

リフォーム前、このクローゼットは2つの大きな婚礼ダンス置き場でした。
婚礼ダンスは場所を取るわりに使いにくく、潔く処分することに(右側の整理タンスは和室から移動させてきたもの)。
そして、タンスの無くなった左側には新たに棚板とハンガーパイプを設置しました。
リビング網戸の張替え

以前、自力で張替えた網戸は素人感満載の仕上がりになったので、今回は専門業者にお願いしました。
網の色も「グレー → 黒」に変えたのでリビング窓からの眺めもクリアに。
和室押入れにロールスクリーン取付

ロールスクリーンはニトリで購入し、取り付けのみお願いしました。
和室の印象が一新しました!
不安定な洋室レバーハンドルを交換

同じレバーハンドルは4ヶ所あるのに、この洋室のレバーハンドルだけ根元が緩みやすく、ドアもカチッと閉まりきらない状態でした。
モヤモヤをなくすために交換することに。
キッチンに可動棚を設置

キッチンリフォームで空間ができた壁に、可動棚を設置。
可動棚は工務店に相談し、LIXILのカタログから選びました。
洗面室に可動棚とハンガーパイプを設置

洗濯機の上部スペースに、以前はなかった「ちょい置き用」の棚を設置。

ハンガーパイプはバスタオルや、洗濯物のちょい干し用。
こちらもLIXILのカタログから選択したものです。
プチリフォームにかかった費用
下記は、小さなリフォーム材料費+工事費の大まかな金額です。
ウォークインクローゼット | 41,200円 |
網戸張替え | 6,000円 |
ロールスクリーン取付のみ 洋室レバーハンドル交換 | 12,500円 |
キッチン二段可動棚設置 ※下地補強工事費込 | 56,200円 |
洗面室可動棚・ハンガーパイプ | 34,900円 |
合計 | 150,800円 |
※ロールスクリーンは施主支給
※キッチン二段可動棚設置のための下地補強工事(重いものを置く予定はなかったものの念の為補強しました)
まさか!予定外のおまけリフォーム
劣化が気にはなっていたけど、リフォームする予定はなかったキッチン横の「網戸と窓枠」。
実は、コンロ下のキッチン収納取付後に引出しが窓枠と干渉してしまうことが判明!
この部分↓↓(写真はリフォーム後のもの)

「窓枠に干渉して、引出しが開かない?」
「どうするの??」
最初に工務店から提案された解決策は…

干渉部分の窓枠を削って、キレイに加工します!
ところが「キレイに削るのはムリ!」となり…

窓枠交換します!網戸も交換します!!
もちろん、追加料金はなし。


結果、窓枠も網戸もキレイになってラッキーでした!!
暮らしが快適になる!プチリフォームのメリット

プチリフォームのメリットは、
- 日々の動線がスムーズに
- 「なんとなく不満」を解消できる
- インテリアに統一感が出る
- 掃除や片づけがラクになる
特に収納まわりや建具の改善は、小さな工事でも生活のストレスが減る効果が大きいと実感しています。
一緒に見直したい!“気になる場所”チェックリスト
リフォーム中に気になったら見直したいのがこちら↓
✅ 壁紙の色あせや汚れ
✅ 和室の押し入れやふすまの使いにくさ
✅ コンセントの位置が不便
✅ 開閉しづらいドアやクローゼット
✅ 廊下や玄関の暗さ・床材の劣化
✅ 収納の使いづらさやデッドスペース
✅ トイレや玄関まわりの古さ
✅ 部屋ごとの床材の違いが気になる
✅ 家事動線が非効率に感じる
✅ ちょっと直したいと思っているけど先延ばしにしている場所
この中に「気になる」と思う箇所があれば、水回りと同時に相談してみる価値ありです。
ついでリフォームの価格目安(概算)
工事内容 | 費用目安(税込) |
---|---|
クロス貼り替え(6畳) | 約3万〜5万円 |
室内ドア交換(1枚) | 約3万〜6万円 |
押入れふすま撤去+ロールスクリーン取付 | 約1.5万〜3万円 |
クローゼット棚板の追加 | 約1万〜3万円(簡易造作) |
廊下のフローリング貼替 | 約5万〜10万円(面積により変動) |
工事をまとめて行うことで、個別で頼むよりもトータル費用を抑えられる可能性があります☝️
まとめ|“水回りだけ”でリフォームを終わらせるのはもったいない!

水回りのリフォームは、家の中全体を見直す良いきっかけ。
だからこそ…
- 気になる場所をメモしておく
- 一緒にできることを見積り時に相談
- 将来の暮らしを10年先まで見据えて選ぶ
という視点を持つことで、快適で後悔のないリフォームにつながります。
まずは「気になるところリスト」を作ってみることから始めてみてください。

家全体のバランスを整えて、暮らしやすい空間にしたいですね
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