最近ニュースでよく聞く「投資詐欺」。
森永卓郎さんや堀江貴文さんらの写真を使い、インスタグラムなどで偽広告をクリックさせLINEに誘導させる手口の詐欺。
先日は70才女性が、7億円(!)の被害にあったというニュースに驚くばかりです。
他人事だと思いましたか?
50代60代の人は、投資詐欺のニュースを耳にしても「自分は大丈夫」「自分には関係ない」と思いがちです。
長い人生経験からなのか、自分は人を見る目があると謎の自信を持っている人も多いのでは?
でも悲しいかな投資詐欺にあうのは、50代60代以降の人が多いのが現実。
そう、投資詐欺は誰にでも起こり得ることなんです。
自分のお金を守れるのは自分だけ。
投資を他人任せにして儲けようなんて、そんなウマい話はありません。
50代60代が投資詐欺にあいやすい理由4つ
50代60代はまさに人生の転換期で、老後への不安を抱きやすい時期。
こうした心理状態が、投資詐欺のターゲットにされやすい要因にもなっています。
”自分だけは大丈夫”という考えを一旦横に置いて、次の4つに当てはまらないか確認してみてください。
①老後の不安
50代60代になると、退職後の生活や医療費など将来への不安が大きくなりますよね。
今まで貯めていたお金や、退職金を少しでも増やしたい気持ちはわかります。
そうなると、つい高利回りの投資話に飛びついてしまいやすくなります。
② 退職後の孤独感
子どもが独立したり、配偶者が亡くなったりして孤独を感じている人も多いのが50代60代です。
そんな中、親切に話を聞いてくれる詐欺犯に心を開いてしまうことがあります。
特に投資に関する知識や経験がない場合は、詐欺犯の言葉にだまされやすくなります。
③ インターネットやSNSがわからない
若い世代と比べて、50代60代は投資詐欺の手口を知らない人が多いのも事実。
そのため詐欺犯の巧妙な手口にだまされやすいのです。
特にインターネットやインスタグラムなどのSNSを使った詐欺は、巧妙に作られた偽のホームページや、実在する企業になりすましてくるケースもあります。
インターネットやSNSに不慣れな年代の落とし穴です。
④自信過剰
長い人生経験から、人を見る目があると自負している人も多いのが50代60代です。
そのため詐欺犯の話を鵜呑みにし、疑いを持つことができないのです。
経験の浅い人物をだますような詐欺犯は、巧妙な話術で相手の自信を巧みに利用します。
投資詐欺は99%LINEに誘導
近年は、LINEを使った投資詐欺が急増しています。
特に50代は狙われやすいと言われていますね。
LINE投資詐欺で騙されやすい理由は、閉鎖的な空間で安心感・一体感を得やすい環境だから。
具体的には、グループ内での情報共有や成功体験の共有を通して「自分も儲けることができる」という錯覚を起こさせるということです。
スマホ画面で簡単に取引できてしまうのも一因。
LINE投資詐欺は巧妙な手口で被害者を騙してくるので、十分注意してくださいね!
50代60代を守る!投資詐欺に絶対だまされない5つの心得
老後の不安な気持ちにつけ込む悪質な投資詐欺から、大切な財産を守りたい!
絶対だまされない5つの心得をお伝えしていきます。
①焦りは禁物!高利回りの投資話は怪しいと思え
老後の不安から、つい高利回りの甘い言葉に飛びついてしまう気持ちはわかります。
でも冷静に考えてみてください。
そんな美味しい話、本当にあるでしょうか?
②親切な人にも注意!甘い言葉の裏には罠がある
困っている時に親切にしてくれる人は、ありがたいもの。
でも誰も知らないような、投資の情報を教えてくれる親切な人には注意が必要です。
彼らは巧妙な話術で人をだまし、お金をだまし取ろうとしてきます。
③投資は自己責任!わからないことは相談する
投資には必ずリスクが伴います。
十分な理解がないまま投資すれば、お金を失う可能性が高くなります。
投資に関する知識や経験がない場合は決して一人で判断せず、信頼できる周りの人や専門家に相談しましょう。
④ネット情報は鵜呑みにしない!必ず裏付けを取る
インターネットには様々な情報があふれています。
しかし中には不正確な情報や、詐欺的な情報も混ざっています。
投資に関する情報は必ず複数の情報源から、信頼できるものかどうかを確認しましょう。
⑤騙されたと思ったらすぐに相談!ひとりで悩まない
もし投資詐欺にあってしまった場合は、すぐに信頼できる周りの人や警察、消費者庁に相談しましょう。
一人で悩まず、早めに助けを求めることが大切です。
守るべき大事なポイントがこちら↓
- 自分の経験や知識で判断できない投資はやらない
- 短期間で高額な利益を約束する投資話には乗らない
十分注意してくださいね!私も気をつけます
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