駅のパン屋さんに併設されているカフェにいたときのこと。
スマホでYou Tubeを見ながらのんびりパンを食べていると、入り口の方から大きな声が聞こえてきました。
何ごと?
見ると、声の主は3世代親子連れのおばあちゃん。
わたしが座る斜め前のテーブルに座ってから、その言動が気になって仕方ありません。
子どもを叱る基準はどこに?
GW中、ランチタイムの出来事です
やってきたのは、おばあちゃんとお母さんと小さな男の子2人。
男の子たちは、5才と3才くらいでしょうか。
恐竜の人形がテーブルの上に置いてあります。
場所は駅ビル内のカフェ、これからみんなでどこかへ出かけるのかもしれません。
おばあちゃんの気になる言動
それにしても、おばあちゃんの声が耳につく…
孫にあたる男の子たちに終始こう言い続けています。
「うるさくしたらダメよ、追い出されるよ!」
いやいや、男の子2人は特に騒いでませんよ?
おばあちゃんは何のために孫たちに注意しているの?
静かにして
騒いだらダメ
ずっとこの調子、いちばんうるさいのはおばあちゃんです
子どもたちが小さい頃を思い出した
その様子を見ていて思い出しました
そういえば実母も同じだった
わたしの子どもたちがまだ小さかった頃。
母と子どもたちと一緒にスーパーへ買い物に行ったときのこと。
子どもが買う予定のないお菓子をつついていると母がこう言っていました。
「ダメよ!ほらっお店の人が見てるよ」
えっ…
良くない言い方の典型です。
お店の人を勝手に悪者にしてはいけませんよね。
もっと別の言い方があったはず。
また今度にしようね
お母さんに聞いてみようか
注意する理由に他人を巻き込まない
おばあちゃんの立場になってみると
おばあちゃんや実母の気持ちもわかるけど…
まわりに迷惑をかけてはいけない
孫たちがうるさくしたら周りの人に申し訳ない。
よその人に迷惑をかけてはいけないから、という思いがきっとあるんでしょう。
過去にお孫ちゃんたちが騒いで、実際に文句を言われたことがあるのかもしれません。
でも、大騒ぎもしてない子どもたちの声は迷惑にはなりません。
孫の世話に疲れている?
同居や近居で孫の世話に疲れている、ということもあるかも。
おばあちゃんの年齢はたぶん60代くらい。
いつも元気な男の子2人の相手は相当疲れるはずです。
家庭によって事情はあるでしょうが、不必要に叱らなくてもいい環境を準備することも大切だと思いました。
頼られると答えてあげたいけれど
おばあちゃんにとってはかわいい孫。
自分の娘や息子の子育てを、少しでも手伝ってあげたい気持ちもよくわかります。
でもわたしがいちばん気になったのは、こんな声かけをいつもされているとしたら孫ちゃんたちはどうなる?
うるさいよ
静かにして
いい子にして
心配になってしまうのはわたしだけでしょうか?
周りに迷惑をかけずに生きていける人なんていないけど
そういえば娘が小さい頃、外食中にテーブルの上のうどんのお皿を落としたことがありました。
隣に座っていた若いご夫婦にうどんのつゆが少しかかってしまって…
慌てて謝りました。
ご、ごめんなさい💦
大丈夫ですよー
そう笑顔で言われてホッとしたし、うれしかったなぁ。
こんな優しい世界がいいな。
わたしも昨年おばあちゃんになりました
娘のSOSにはいつでも答えられるようにしておきたい!
体力、お金、こころの余裕。
でも、疲れ果てるまで手伝うのはムリです。
たとえ娘でも距離感は大事
この出来事は反面教師なのかもしれない。
周りをよく見ていると、教えられることはたくさんある。
わたしも孫ちゃんへの接し方をよく考えないと!
あーでもやっぱりたまにしか会えないから、きっと甘々になっちゃうんだろうなぁ。
それはそれで問題かもしれない。笑
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